女性特有の人間関係の難しさと対策
金曜日, 4月 1st, 2022数ある仕事の中でも介護系は離職率が高い業界と言われています。介護業界の離職率が高い理由はいくつかありますが、中でも世代を問わず上位にランクインしているのが人間関係です。仕事自体に不満はないけれど、職場で上手く人間関係を築くことができず、居づらくなって辞めてしまうというケースは少なくありません。人間関係の難しい原因として、女性特有の関係性があることも指摘されています。介護業界は男性が増加傾向にあるものの、現時点では女性の割合が多いのが現状です。
男性と比べて、女性は感情的になりやすいと言われています。女性は何気ない発言や行動がきっかけで衝突することが多く、一度壊れた関係を修復するのは簡単ではありません。また、個人行動が多い男性とは対照的に、女性は集団行動を好む傾向があるため、職場の中に複数のグループが存在することもあります。派閥の結束力が強く、どのグループにも加入できず、孤立してしまうこともあり得ます。とはいえ、全ての介護系の職場が該当するとは限りません。場所によっては、上司も含めて全員が仲良くできている所もあります。そのため、介護業界への転職を検討した場合、面接時に職場見学を申し出て、自分の目で雰囲気を確かめることが大事です。
もし、職先が決まった際には、なるべく自分から積極的に話しかけましょう。無理して派閥に属そうとする必要はありません。ほどよい距離感で良好な関係を築くことができれば、トラブルに巻き込まれない良いポジションを確立することができます。当然ながら、受け身体質で相手から話し掛けて来るのを待つばかりでは、距離は縮められません。自分から相手の懐に飛び込む意識を持ちましょう。